『E.T.』感想|宇宙人との友情を描いた、優しくて温かい名作
『E.T.』は、地球に取り残された宇宙人と地球の少年との友情を描いた作品です。
映画のタイトルや有名なシーンは知っていましたが、実際に観てみると想像以上におもしろく、最後の方では胸が温かくなる感動を味わうことができました。
公開から40年以上経った作品ですが、今観ても十分楽しめる名作だと思います。
あらすじ
ある夜、地球へやって来た宇宙人たち。
しかし人間に見つかったことで慌てて逃げることになり、一体の宇宙人だけが地球に取り残されてしまいます。
一方、少年エリオットは家族と何気ない日常を送っていました。
そんなある日、自宅近くの物置小屋で不思議な物音を聞きます。
恐る恐る様子を見に行ったエリオットが出会ったのは、地球に取り残された宇宙人でした。
最初はお互いに驚き逃げ出しますが、少しずつ距離を縮めていきます。
やがて宇宙人は「E.T.」と呼ばれるようになり、エリオットたち兄妹との特別な生活が始まります。
E.T.がかわいい
この映画のタイトルと大まかな内容は知っていましたが、E.T.自体をしっかり見たことがなかったので最初はその見た目だけで判断して、「正直かわいくないな…。」と思っていました。
しかし、物語を進めていくと愛らしい行動が多かったです。
お菓子につられて出てきたり、人形のふりをしたり、家の中を探検したり。
特に母親に見つかりそうになった時、人形の中に紛れてやり過ごそうとするシーンは思わずにやけてしまいました(笑)。
犬のハーヴィも含めて、作中「かわいいっ」と思えるシーンがたくさんありました。
エリオットとの絆
物語が進むにつれて、E.T.とエリオットは不思議な繋がりを持つようになります。
E.T.がげっぷをするとエリオットもげっぷをする。
E.T.が痛みを感じるとエリオットも同じように感じる。
E.T.の特殊な能力なのかもしれませんが、まるで二人の心が繋がっているような描写となっていました。
最初は宇宙人と少年の交流として始まった物語ですが、途中からは親友同士のような関係になっていきます。
だからこそ、二人が離れなければならない状況になった時の切なさも大きかったです。
有名な自転車のシーン
この映画で最も有名なシーンといえば、自転車が空を飛ぶ場面だと思います。
実際に観る前から知っていたシーンでしたが、本編の流れの中で観ると内容自体は感動するシーンではありませんが、希望やわくわくさが伝わってきて、じんわり心が温かくなるシーンだと感じました。
E.T.とエリオットが夜空を飛ぶ姿は、当時の子供たちからしたら本当に夢のような映像なのではないかと思います。
今では映画史に残る名シーンとして語られていますが、それも納得でした。
後半は意外と切ない
前半はE.T.との交流が中心で温かい雰囲気ですが、後半になるにつれて物語は一気に緊張感を増します。
E.T.が体調を崩し、エリオットとの繋がりにも異変が起きます。
さらに政府関係者たちも動き出し、一家の日常は大きく変わっていきます。
E.T.は無事に故郷へ帰れるのか。
エリオットとの友情はどうなるのか。
終盤はかなり感情を揺さぶられました。
まとめ|世代を超えて愛された宇宙人との友情物語
『E.T.』はSF映画というより、「友情」がテーマの映画だと感じました。
地球に取り残されたE.T.と、どこか孤独を抱えていたエリオット。
言葉も文化も生まれた星も違う二人が少しずつ心を通わせていく姿が本当に素敵でした。
そして、E.T.がかわいい。
公開から何十年も愛され続けている理由がよく分かる作品でした。
家族で観る映画を探している人や、心が温まる作品を観たい人におすすめしたい一本です。

